プノンペン

カンボジアの首都であるプノンペンは、近年近代化が進む大きなショッピングモールが立ち並び、田舎の風景は全く見受けることはできません。カンボジアの歴史を知る為にキリングフィールドにてポルポト時代の悲しい収容所の風景を学び、ノロドムとシアヌークの並木街の間の合流点にある独立記念塔のモニュメントを覗き、そしてプノンペンの創設者であると言われているポニャーヤット王の遺灰が納められているワットプノンを見学した後は、川沿いにあるお洒落なレストランで一息をつく。都心ならではのカンボジアの楽しみ方がそこにはあります。


セントラルマーケット

プノンペンの中心市場。食品からプノンペン市民の生活用品、貴金属、衣料品、観光客のみやげ物まで出店しています。早朝7時頃から夕方5時頃まで年中無休で開いています。プノンペンにきたら、是非一度は覗いてみたい場所です。

ナイト・マーケット

セントラル・マーケットからトレンサップ川よりに行った場所にある、オールドマーケットそばの公園で、毎週金・土・日曜の夜に開催されるナイト・マーケットは、プノンペン市民で賑わっています。衣料品や雑貨、工芸品などの店と共に、食べ物屋の屋台が多数出店しています。

ワット・プノン

丘の上に立つ寺院で、プノンペンで最古の仏教寺院のひとつです。階段を登ると黄金の仏像がある本堂があり、本堂の西側には1434年にプノンペンに都を移したポニャー・ヤット王の塔が立っています。
ワット・プノンからトレンサップ川へ出ると、観光船乗り場があります。1時間コースや2時間~半日コースなどがあります。船会社の事務所で申し込むか、直接船と交渉して利用します。

王宮

1866年に建設され、1919年フランスによって現在のスタイルに改装されました。現在国王と王妃が居住しているので建物の内部には入れず、外観を眺めるだけになります。入り口は隣のシルバーパゴダから入ります。

シルバーパゴダ

王宮の隣にあり、王室の式典などに使用される重要な寺院です。17世紀ごろに作られたエメラルド仏像が有名です。テンプルオブザエメラルドブッダとも呼ばれています。等身大のゴールデンブッダ(金の仏像)も有名です。王宮と違いこちらは中を見学することが出来ます。 シルバー・パゴダを出て南側のOknhaChhun (240 Str.) を王宮の南面に沿いながら西に向かって歩いて行くと、お洒落なカンボジア雑貨やカフェなどが立ち並ぶ場所に出ます。外国人向けのお店が並んでいる洒落た通りになっています。

国立博物館

1917~1920年にフランスによって建てられました。クメールの歴史的絵画や仏像などが展示されています。アンコール王朝の貴重な出土品や、歴史を知る展示品を見学できます。
また、国立博物館前の通りには、沢山のギャラリーが集り、観光客向けに沢山の芸術作品を並べられていますので、興味のある方は覗いてみてください。

トゥール・スレン博物館

かつて高校だった場所。ポルポト派のクメールルージュがインテリを監禁して、拷問する場所として使っていましたが現在は博物館になっています。

アプサラ・アーツ・アソシエーション(Apsara Arts Association)

カンボジアの伝統的なアプサラダンスの復興を目指して組織されたNGOです。週に一度(土曜日の夜)定期的にダンスの公演を行っていますが、プノンペンのホテルまたはツーリストオフィスで確認してから行きましょう。Tel.012-979335

影絵芝居(Sovanna Phum Association)

カンボジア伝統の影絵芝居。毎週末金&土曜日の午後7時半~8時半の公演。 At House#166, Street 99, Chamkamon District, Phnom Penh.
大きな型紙で作られた背景や人物を動かして、伝統的な芝居を見せてくれます。スケジュールを確認のうえ出かけましょう。

レストラン、カフェ

首都のプノペンは近年目覚ましい発展を遂げていることもあり、レストランやカフェ、そしてバーなどの飲食が充実しています。リバーサイドを歩けばお洒落なカフェやレストランが沢山立ち並んでいます。人ごみに疲れた時はリバーサイドでゆっくりとカンボジアコーヒーでティータイムを過ごすのもプノンペンの楽しみ方の一つです。日本食レストランも市内に何カ所かあり、お寿司や唐揚げ、天ぷら、焼き肉、ラーメンなど数多くの日本食を楽しむことができます。日本語が通じる場所でもあるので日本食レストランで情報収集をするのもレストランの楽しみ方の一つでしょう。